従来からの地元のお客様とのつながりを大切にしながら事業を拡大していますが、事業の拡大に伴って気になるのがエネルギー使用量の増加であり、それに伴うランニングコストの増加です。
「エネルギー」を主に使うのは乾燥工程です。お湯も使いますが乾燥(特にマット類の乾燥の)工程での蒸気負荷が一番大きいのです。
それで、蒸気を供給するボイラーの燃料を重油から都市ガスに転換することにより、エネルギーコストが削減されることに加え、
重油タンク等を保持管理する必要がなくなるというメリットもあります。
導入を実施した背景
顧客の拡大による需要の増加に伴い、エネルギー使用量が増加していました。それに伴い、ボイラーの容量も増やす必要がありました。
コージェネレーションを導入する場合、熱と電気の利用バランスが省エネ上重要なポイントです。
そのため、高い利用効率を確保するのに適した能力のコージェネレーションを選定することも重要なポイントでした。
また、重油を保管するための場所が立地上確保しづらい事もあり、ガスへの燃料転換を検討していました。
概要: ●目的と効果
導入の目的: |
導入後の効果:
・ A重油から都市ガスへの燃料転換によって、燃料発熱量単位でのCO2削減が見込まれます。
・ マイクロコージェネレーションの導入により、エネルギーを有効に活用する事ができることから、改修前のボイラ+買電と
比較し、エネルギー効率が改善します。
・ A重油の保管場所や燃料補給時の立会いに煩わされる事がなくなります。また、重油切れの心配がなくなりました。
・ 天然ガス自動車の導入により、集配車両によるCO2排出量が従来より大幅に削減されます。
布おしぼりのようなリユース商品の開発に努め、集荷・配達の車両を温室効果ガス排出の少ない天然ガス自動車に切り替えるなど、 人と環境に優しいことを私たちMINATOにできることから取り組み、その幅を広げて行きたいと考えています。